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全くの無産状態について。。。

このところどうにも体調が悪く,お医者先生に診てもらい薬も処方していただいたのだけれど,薬が効くより前に,体調の悪化が進んだ。咳や寒気の他,いつものように頸回りや肩の痛み,左手の痺れなどが主な症状で,咳き込むたびに,左肩から指先にむかって疼痛が走る。その上,今まではこんなことはなかったのだけれど,左手の肘のあたりに痛みと違和感があって,普通にしていれば問題はないのだけれど,何かを持とうとしたりすると,とても痛い。特に親指や人差し指など指を使うと痛みがひどく,コーヒーカップが持てない状態。ご飯茶碗のようなものであれば,手のひらに支えて持つようにすれば特に痛いわけではないから,どうやら指を使うと動く部分に異常があるのだろうと考えた。こんな状態なので,作曲も実験用コンクリートの試験も仕事にならず,試験所まで出かけて行ったものの,無産である。だからといって,何もしないわけに行かず,作業員さんと与太話したり,今年実施した試験の結果について考察して過ごしていたら,某所からの依頼で秩父までコンクリート構造物を診に行くことになった。行ったら行ったで,元々好きなフィールドワークであるから体の不調など,どこ吹く風であちこちを観察し,構造物の調査を無事終えた。咳は続くけれど,朝ほど悪い感じがしない。適度の気分転換が良かったのかもしれない。体調の管理,時間の管理,自分の感情や意識の管理。この三つがうまくいくときは良いのだけれどなぁ。。体調管理が肝心な気がするね。

『占星術殺人事件』と『姑獲鳥の夏』

仕事が猛烈に忙しくなって、心にゆとりがなくなり、精神的にも、ちょっと「あれ」(笑)な,状態に陥ることが、たまにあって、時間は一秒でも惜しいはずなのに、やたらと本が読みたくなり、ミステリーを手に取ることになる。どうしてミステリーなのか,理由はよくわからないのだけれど,ミステリー熱は、仕事が落ち着くまで続き、どういうわけか、最初の一冊は,島田荘司の『占星術殺人事件』か,京極夏彦の『姑獲鳥の夏』と決まっている。何度読んでも面白い作品で、仕事の手を止めて、ちょっとだけ良いウヰスキーを嘗めながら,これらの作品を味わっているときこそ、まさに至高。9月から11月にかけては,長野での新作の初演,芥川也寸志先生の名作「絃楽のための三楽章」の子守歌の箏四重奏へ編曲と,稽古立ち合い,やはり芥川先生の映画音楽「破戒」とヴァイオリンとオーケストラのための「秋田地方の子守歌」の弦楽オーケストラへの編曲,弦楽オーケストラの演奏会のために作成した楽譜の見直し,稽古立ち合い,合間を縫っての12月のグループ蒼での新作の作曲,さらに,実験用コンクリートのテストピースの作製と管理,下町にある某コンクリート構造物の調査の準備などなどと,僕の能力に見合わない仕事を抱えることとなって,『占星術殺人事件』を手に取った。これをきっかけに,島田荘司さんの御手洗潔シリーズをはじめ,何冊かを味わうこととなり(いずれも再読につぐ再読だけれど),5冊目を読み終えるころに,ようやく一連の仕事が落ち着いた。今は,それほど忙しいわけではないのだけれど,森博嗣さんの本を手に取っている。森先生とは,ずいぶん前にコンクリート工学協会か何かの会でお話を伺ったような気がする。